張韶老師の二胡講座

『二胡広播教学講座』の日本語版である『張韶老師の二胡講座』と連動した参考動画や参考画像を掲載

音律判定キッド・・・がなくても(張韶老師の二胡講座、上巻、165p)

「張韶老師の二胡講座、上巻、165p」に、張韶先生がつくった音律判定キッドなるものを使った耳の訓練方法が7種類載っている。

しかし、それをいまやるのはすごく大変だ(そもそも、中立音↓7に調律した音叉ってあるのだろうか・・・?)

 

ひとまずは、ネットでいろいろ聞いてみたら良いんじゃないかなと思う。

そこで、いろいろ動画を調べてみたが、もっと良いモノも見つかると思うので、各自調べて見て下さい。

 

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 ●【音律の聴き比べ】 明快!平均律純正律の聴き比べ / 平均律純正律ピタゴラス音律メルセンヌ純正律 カデンツ

youtu.be

これ、ドレミファソラシドを、いろんな音律でならし、そのあと、それらを音階と重ねてくれるので、すごくわかりやすいかも。1:15あたりで和音もならしてくれる。

なお、4つめの「メルセンヌ純正律」というのがいまいち分からない。

セント数については↓に。

http://www.tg.rim.or.jp/~ejiri/hobby/onritsu.html

 

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 ●誰でもわかる3度音程の合わせ方の超初歩!吹奏楽部ここまではやりましょう。純正律平均律の違い 吹奏楽部の音感トレーニング 良い耳

→音律の言及はないけれど、純正律平均律の響きの違いがシンプルに分かります。動画の趣旨として、中高生にも分かるように解説してくれていると思います。実は、私が高校のときブラバンの先輩がみんなに対してキーボードでやってくれはったのも、ほぼこんな感じでした。

 

ただ、吹奏楽に合わせて1=♭Bでやっているので、もしかしたら絶対音感がある人は「ドミソ」に違和感があるかもしれませんが、私のように絶対音感がなければ、ふつうに「ドミソ」って聞こえると思います。

youtu.be

 

純正律平均律の違いを体感しよう

→けっこう長い動画。もしお勧めするなら、実際に音を出す6:42あたりからかな?残念ながらピタゴラス音律の言及はないけど。

それより、最後に、ビブラートのことに触れたあと、15:24あたりで、オケのホルンやクラリネットなどが単純な和音で演奏するときくらいしか使えないのでは、と言ってたのが衝撃だった。え、ホルンもビブラートかけないの???

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●《しっかりわかる》音楽のススメ#4【参考動画1:ピタゴラス音律の説明】

→和音については6:32あたりからで、7:08は平均律純正律の和音の聞き比べが。

それはそれとして、「ピタゴラス音律」そのものをしっかり学ぶのにお勧めかも。

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以下は、探してる途中でみつけちゃった面白い動画です。

 

微分音ドレミの歌(31平均律ver)・・・順番に上がっているのかなと思ったらときどき下がっているように聞こえるのはなぜだろう?

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↓15世紀~1960年代までの音楽史が分かる「今日の料理」を弾いてみた

→こういうふうに、なにか一つの素材に固定してもらうと、違いがよく分かるなあと思った。モードジャスのときに、なんかジブリの作品を思い出してしまったのはなんでだろ?

 

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訳者のブログ 主に二胡のことを、いま学習中のアレクサンダーテクニークにからめてつづっています http://www.niko.ms/