儲師竹教授生誕82周年記念演奏会(張韶老師の二胡講座、上巻、30p)
張韶老師の二胡講座、上巻、30pに記載している、1983年12月20日の「儲師竹教授生誕82周年記念演奏会」の音源が残っていることが分かりました。
※注!スマホからだと「美篇」のアプリをダウンロードしないと見れないようです。いちおう、パソコンからだとそのまま見れましたが・・・
なかに2つの音源があります。
储师竹作品音乐会(上)
・収録曲(ページ数は岳峰著「音楽家儲師竹」所載の譜面のページ数)
1:21ごろ 劉天華先生紀念歌(合唱)107p儲師竹作曲
譜面は「張韶老師の二胡講座、上巻」30pにも記載。しかし、これは手稿(「音楽家儲師竹」229p)に基づいたもので、ここで演奏されているものは「音楽家儲師竹」30pのものに近い(繰り返しなどやや異なる)
5:39ごろ 凱旋(二胡三重奏)64p 儲師竹作曲
10:02ごろ 長夜曲(二胡三重奏。途中まで)57p 儲師竹作曲
「長夜曲」は、「張韶老師の二胡講座、上巻」30p訳注2記載の、1950年1月の常州演奏会で儲師竹自身が弟子の張韶・蒋咏荷とともに演奏した3重奏。
のちに1981年に張韶・張玉明・張蘇の3人で「長夜曲」「凱旋」の2曲を演奏・録音し、その時の録音音源が1983年の儲師竹教授生誕82周年記念演奏会にて放送されたという(文中に記載あり)。
16:50ごろ 別辞(独唱)94p 儲師竹作曲
22:50ごろ 空山鳥語(張韶演奏)
劉天華「空山鳥語」を儲師竹が独特の解釈でより生き生きと「鳥語」を描写したものを、儲師竹の弟子である張韶が独奏。
譜面は「張韶老師の二胡講座」
26:28 平原競馬 俞鹏作曲(張玉明演奏)
今ではその一部が練習曲になっている「平原競馬」の作曲者俞鹏は儲師竹の弟子であったが、30歳になるまえに死去している。
储师竹作品音乐会(下)
1:19 西城柳(独唱曲) 87p 儲師竹作曲
5:11 双渓夜語(民楽合奏曲)68p儲師竹作曲
この2曲は地元の友であり革命に立ち上がった万益(人名)にちなむ曲。「双渓夜語」のほうは、この録音では王志偉編曲によるもの
10:51 私祝 (民楽合奏)62p 儲師竹作曲
もともとは簫と二胡の合奏曲として作曲されているが、この録音では合奏曲になっている。
15:57 梅花 89p 儲師竹作詞作曲
彼の妻に送られた曲。